仕事について
プロフィールにも書いてある通り俺の生業はアニメーター、
ストップモーションアニメーターてやつだ
’95年「ゼイラム2」こんなの⇑動かしてた、
家業は八百屋だから店番もしたし、
学生時代はダスキンのサービスマスターの清掃の仕事もやった、
けど大学辞めてからはアニメーター一筋、
そのころ作ってたのはこんなの
雨宮慶太作、演出「七つ風の島物語」
わかりずらいけど下絵に雨宮慶太デザインを基にして骨を組んでいる、
ゾンビよく作ったなぁ、人体デッサンするにはいい標本なんだ、
ところが25才くらいからデジタルの革命が起きる、
幸いにもデジタルへの変化の流れはゆっくりと15~20年かけて変わってっいった
不思議なことに俺からではなく
先方CG業界のほうから声をかけていただいた、
当時はコンピュータの専門家はいても
アニメーションの専門家はいなかったんだ、
コマ撮りとCG2足の草鞋を履いていたわけだが
今思うとよくあんな事やっていたと思う訳ですよ、
⇑こんなの作ってたり、ちなみにこれはクリーチャーの中身、
一杯ついてるケーブルが首を動かしたり、指を”にぎにぎ”するんだ
これにゴムの皮をかぶせて完成
もう2度とこんな仕事やりたくないねぇ、
たぶん夜中の2:00頃、常に寝不足、
トルエンの臭いに悩みポリエステルの粉塵にまみれながら
危険な工具類を使い、パワーのある工作機械を操作する、
ぼ~としてると指一本くらい持ってかれてしまうんだ、
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で今年令和2年4月まで勤めていたゲーム会社⇩
※無断使用すいません、問題でしたら速攻削除します、
なんかね別世界なんですよ、冷暖房きいてるし、清潔なオフィス、
デスクワークだし、コーヒーなんか飲んだりしながら、
けどなじめなかったなぁ、俺なりにがんばったんだ、でも無理だった、
だってこれだぜ、動かすものって 萌え~てなやつ⇩
https://twitter.com/kamurai_tribe/status/1181899579094028288
俺がやりたいのはこれなんだよ⇩
リチャード・コーベン作 たぶん「火星のプリンセス」の挿絵だと思う
これは「DEN」
これも
80年代初頭から各クリーチャーデザイナーに多大な影響を与えた、
代表作「DEN」個人的には、パート2が秀逸、「ラピュタ」「アバター」
見ればわかるけど世界観はそのままパクられてる、
これとかね、
自分の家業で好きなことができる、
極わずか一握りの人達、当たり前だよなぁ、
でも俺は今までの実績があるからね、
学生の頃、初対面のガッカイ信者から
「アニメーターそんなの無理!やりたい人間は山ほどいるんだ!
いい年してなに夢見てんの!」
こういう奴って、信者増やして、その地域の部会の中でより偉くなる、
そんなことしか考えてないんだろう、
相手の事を理解しようともせずに、
またまた大きくハンドル切っちまったけど、
要は俺のやりたい事は一貫してるんだ、
死ぬまでにやり遂げなければいけない、
もうツブシは利かないんだから