アル中爺のスリップ日記

いや~アル中は治らないねぇ、俺の死ぬまでの記録かな

3カ月の入院、退院したらいきなりスリップ!
アル中人生も書くけど、
ガキの頃からやってるアニメーター人生、、、
正直こちらのほうがキツイ(´Д`ι)

お世話になりました「佐和一弘氏」について


特殊メイクアップ、マイケル・ジャクソン「スリラー」の時代
あんなのがやりたくて
仕事を始めた頃、当時は専門学校なんてなかったからみんな独学自己流でやってた
だから研究結果を教えない、知りたければ金よこせなんて輩もいましたよ!


そのころ俺は小中和哉氏そして手塚真の大ファンだったので
しょっちゅう自主上映のイベントに足繁く通ってた。
小中さんが凄いのは、いっしょに組んで技術部門を担当していた
う~ん名前が出てこない、失礼!
その人といっしょに技術解説の講座も開いてくれていた
特殊機材の自作方法、図面から材料の購入先まで公開してくれた


自分の「エイリアンハンター」の銃で撃ち合い、レーザービームが飛び交うのは
全て彼らの技術のおかげ、数十年ぶり感謝(o´∀`人)


長い前置きすいません
で、佐和一弘こと辻一弘、日本にいたころはみんな佐和君と呼んでた
佐和君の凄すぎるところは上記の小中さん達と同じく
自分の持っている技術を全て公開したことだ


しかも夜中とかとんでもない時間にTel質問しても丁寧に説明
「気温は?湿度は?撹拌してから今何分くらい?間違ってないです~」
「データはメモってあるんでfaxで送ります~(京都弁ね)」
この習慣は佐和君の人間性はもちろん、
師匠のリック・ベイカーそのまた師匠のディック・スミスから受け継いだものだろう。


最近の情報商材屋とは真逆の思想だな


20数年前、アメリカに渡った当初から佐和君いつアカデミー賞とる?
と仲間内で話してた。
ところが数年前映画の仕事は辞め、協会ユニオンからも脱退したと聞いていたので
オスカーはもうないのかと・・・
ところがハリウッドは彼の技術が必要、また復帰して今回のアカデミー賞受賞となる


佐和君とは何十年も連絡を取っていないので、
上に記したのは正確性に欠けるが、おおよそ間違いはないと思う。


故ディック・スミス氏 ご冥福をお祈りします。

・リック・ベイカー(中身)
いや悪気があるわけじゃないんだけど、
最近の写真は白髪頭をバッチリセットしたのばかりだったから

・辻一弘
やはり仕事をしている時が一番男はかっこいいよねー!

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