アル中爺のスリップ日記

いや~アル中は治らないねぇ、俺の死ぬまでの記録かな

3カ月の入院、退院したらいきなりスリップ!
アル中人生も書くけど、
ガキの頃からやってるアニメーター人生、、、
正直こちらのほうがキツイ(´Д`ι)

好きでしようがない趣味的仕事で酒が飲める時代に生きる

雨宮慶太氏とであったのが22歳の頃、俺は相変わらずオガワで「ガンヘッド」なんてキワモノ映画に関わっていた(しかしこの映画後々評価されてくんだよなぁ)

右、上手(カミテ)にいる小せぇのが我がガンヘッド、で、左、下手にいるのがユンボに火炎放射器を積んだスゲー怖いやつ、名前忘れた、俺はガンヘッドが平台から落ちないようにフレーム外で待機、このセンスの欠片もねぇユンボロボの火炎放射にビビりまくってたなぁ。すげー怖え~んだカタカタカタ(((;゚;Д;゚;)))カタカタカタ


オガワの野郎、俺が辞めると言ったからこの地獄の現場に俺一人で行かせやがった。
35年も前の話だけど、今のオガワの凋落ぶりをみると、、、アッヒャッヒャ!!ヽ(゚∀゚)ノザマー!


で雨宮慶太氏と合流「ゼイラム」へ・・・とは簡単にいかなかった。
雨宮さんの事務所で初めて竹谷氏と出会い(今じゃぁ匠っすよ!)
俺「あの~モデルアートのデビルマン、凄いっすねぇ!ファンです!」
でもあのデビルマン、画像検索したら出てこなかった、
ペニスと金玉をぶら下げていたスゲー狂暴そうな奴、竹谷造形の狂気を感じる逸品だ。


その後葉っぱ吸いの高柳君、俺より先に逝った大酒飲みの韮澤さん、最近twitterで近況を知った、ちょっと悩み症の天才鬼頭栄作さん、二足のわらじを履いていたギタリストの高橋雅人さん、俺とはそりが合わなかった超絶絵が上手い寺田克氏也等々が竹谷氏の仕事場に夜な夜な集まり、映画談義、雨宮〇太の悪口、合成屋の身分で脚本家気取りの松〇肇の悪口で盛り上がったり、


誰かが例えば仮面ライダーの変身シーンはどう描くのがカッコいい?
俺はその時変身は一瞬でできるが、人間に戻るにはいったんサナギになり数時間かけないと人間に戻れない、そこがライダーの一番の弱点だ。
人目のつかない下水道に侵入し、静かにもとの体に戻る、、、


そこにショッカーの戦闘員が現れ、ライダーは半分人間、サナギを引きずりながら下水道を逃げ回る!


このアイデアに一番のっかってくれたのが故韮澤さんだった。
「つぎのHobby Japanでそのネタ使っていい?」
もちろん快諾したけどそれがジオラマ化される事は無かったなぁ。


で、タイトルに戻るけど、俺たちこんなことやっていたのが「湾岸戦争」の時だ。
こんな好き勝手なことをやっていて貧乏ながらも生きていける、、、
それは日本が平和だからだ、平和ボケだと揶揄されそうだが、、、


平和ボケには2種類ある
・本来怖くないものを怖いと叫ぶ
・逆に本当に危機感を持たないといけないものを見過ごしている
                        田岡俊二談


今の日本はどちらだろうねぇ・・・

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