アル中爺のスリップ日記

いや~アル中は治らないねぇ、俺の死ぬまでの記録かな

3カ月の入院、退院したらいきなりスリップ!
アル中人生も書くけど、
ガキの頃からやってるアニメーター人生、、、
正直こちらのほうがキツイ(´Д`ι)

4人、逝ってしまった人達、

今年58に才なるんだけど、何年か前から、
仕事仲間、それもがっつり組んでやっていた連中がパタパタ逝っちまった、
一人は重度のアルコール依存症、かたくなに入院を拒んでいたな、
もう二人はシャブにを出してしまった、
統合失調症の家系だったんだろう、だから直ぐに症状は悪化、
上記の3人は早々と命を落すこととなる、


一番悩んだのは金曜日、会社で一番はりきってバリバリ仕事をやっていた娘、
最初に会った頃はヤル気があるんだかないんだか、わからなかったんだけど、
急に腕上げて、バリバリやりだした、正月休み返上で会社に来てたっけ、
今一番仕事が楽しくって仕様がないって感じで、
30過ぎの人だからこの人は多分遅咲きでこれから世に出る人だと俺は思っていたよ、


俺はその頃仕事にウンザリしていてねぇ、
パチスロ台の液晶画面のアニメーションを担当していたんだが、
守秘義務が強く掛かっていたんで己のやった仕事を口外できないんだ、
どういうことなの?
ようするにメーカー側は腕のいいデザイナーを他社に盗られたくないから、
「お前ら名前を名のるな、黙っていろ」ということ、
名古屋のパチスロメーカーなんんて俺が見たとこら90%朝鮮系ヤクザだから、
作り手のモチベーションなんて理解しようともしない、


そんな調子だからいっつも出力20%、、、あ~今日も早く家帰って酒飲みてぇなぁ、
帰り際いつも皆がメシ食っている食堂にゴミを捨てに行った、電気が消えていて薄暗い、
そこに彼女が居たんだ、その時の俺は相当にウンザリした顰めっ面をしていたに違いない、
俺の顔を覗き込むようにして「お疲れ様です、、、」
あまりに唐突だったので何も言えずにただ目礼して会社を後にした、


そして月曜の朝、部長から突然電話がかかってきて、
「○○さんが亡くなりました」彼女の事だ、
会社に着くと彼女のデスクはいつも通り綺麗に片付けられていて直ぐにでも仕事ができる、
しかしそこには彼女の姿はない、


社長からスカイプtv電話会議、、、自ら選択して逝ってしまった、


う~ん苦しいね、いまも引きづっている、
何故金曜のあの日の夜、帰り際に一言声をかけることが出来なかったのか、
本当の所はわからない、でも何か言ってあげたら、
「この間のあのキャラ、出来が良かった!動かしやすかったよ!」
この一言で全ては変わっていたかもしれない、、、


彼女はみんなの前では一番ハリキッテいたんだが、、、相当疲れていたそうだ、、、
プレッシャーに悩まされていた、、、ようなんだ、、、


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ゴメン、俺はアルコール依存症である前に、仕事したくない病なんだ、
それに加えて、、、心配性なんだ、、、


もし仕事に疲れて晩御飯も作る気がなければいつものようにドアを「コン、コン」
してくれればパスタぐらいだったら、すぐにでも作れるよ、
「お腹すいた」と言ってくれれば大概の料理、和風、中華は出来る、、、


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な~んてね、アル中の妄想だから、、、
でも、いつだって、できるから、気軽に、ふらっと、ぜんぜんかまわないよ、

トマトと玉ねぎと卵をごま油で炒めた物、
中華わかめスープに大根の浅漬け、

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