アル中爺のスリップ日記

いや~アル中は治らないねぇ、俺の死ぬまでの記録かな

3カ月の入院、退院したらいきなりスリップ!
アル中人生も書くけど、
ガキの頃からやってるアニメーター人生、、、
正直こちらのほうがキツイ(´Д`ι)

「遊星からの物体X」

むつごろうを飛ばしてここから書こう、、、
でも怒られるかなぁ、、、
もぅいいや、俺もうすぐ死ぬし、こんなブログ見てる分けねぇし、中●さん、


遊星からの物体X」


大学生の頃、当時彼女もいなかったんで一人銀座で観賞、
確か日比谷映画だったかなぁ、
12月31日だったから街は人もいなくガランとした、非現実的な雰囲気、、、、


映画見た後は頭( ̄■ ̄;)!?ガビーンでしたよ、
俺は今いったい何を観たんだろう?
ってざわざわした気持ちで閑散とした銀座の街を歩いていたのを憶えている、


それから10年我々特撮小僧憧れの
SFXジャーナリスト、パイオニア、●子さんと映画の仕事をする機会がキタ―(゚∀゚)―!!


初期のILMからリックベイカー、ボスフィルムなど多岐にわたって取材、
貴重な資料を基に本を執筆、
情報に飢えていた我々からするとホントお世話になりました、


しかし!いっしょに仕事をすることになり、
本人から本には書けなかった話を聞くこととなる・・・


「遊星からの物体X」
噂ではあったんだ、映画前半の見せ場のシーン、シベリアンハスキー犬、
あれ、本物のイヌを使ってるんじゃないかって、


事の始まりからお話しします。
ジョン・カーペンターがこの映画の制作を発表した時、
当時弱冠23才天才ロブ・ボーティンが参加したいと自身を売り込みに行った、が・・・
当然門前払い、相手にされなかった、
しかしこの時ロブ・ボーティンは「ハウリング」狼男の変身シーンで画期的な特殊メイク、及び演出を作り上げていた、


中●さんは 「ニューヨーク1997」を監督していたジョン・カーペンターを取材、
同時に「ハウリング」のロブ・ボーティンにも密着取材をしていた、


「ハウリング」公開後ジョン・カーペンターがぜひロブ・ボーティンに会いたい、
その時セッティングしたのが中●さんである、


しかしながらこのロブ・ボーティンかなりのアレな人格の持ち主で、
俺の唯一の友人、taisiroh kiya君が6年もファーストアシスタントを務めていた!
この間色々聞いたよ、コイツキチガイだって、


で、遊星からの物体Xに戻るんだけど、
まぁ天才キチガイゆえにアイデアがあふれ出てくるんだろうね、
当初カーペンターの演出プランを大きく逸脱し現場ジャックをやってしまう、


言い出しっぺは本人、だから撮影に間に合いませ~ん、などとは言えない、


nakako氏の発言によると、当時ボーティンの仕事場で働いていたのは、
一見するとメキシカンギャングのような連中だったらしい、
毎週のようにデッドライン撮影日がくる、


その時ボーティンのマネージャーは腰に様々なドラッグさして、
各スタッフに渡していた、
寝ずに働けるアッパー系だろう、


ボーティン自身はゲルマン系、
コイツ薬物には一切手を出さない、どうかと思うよねぇ・・・


ジョン・カーペンターは
「ロブ!お前の好きにしろ!俺は降りる!」


ここからボーティンの暴走が始まる、
映画冒頭でショットガンで撃ち殺されるシベリアンハスキー犬は本物、
撮影時にはすでに薬殺されていたと思う、
死後硬直を起こしていて、ガクガク動く不自然な動きをしていた、
他の作り物は実になめらかに動いていたのに、


で、このロブ・ボーティン
今ではハリウッドで完全に干されてるらしい、
俺の友人も10数年まえに袂を分かち独立している、


映画のために生き物を殺す、
絶対できないよなぁ、


でも邦画の世界ではあたりまえのようにあるんだ、
むつの「子猫物語」
これは目も耳も塞ぎたくなるような話だ、
いずれ記事にするけど見聞きしたくない人は無視してください、
これねぇ、もし裁判起こされても証言者が山のようにいるんですよ、
逃げれないと思います、



Blair Monster Unused Stop Motion Footage F U 2 from "The Thing" 1982
ランドール・ウィリアム・クックが担当したコマ撮りシーン
残念ながら最終カットでは切られてしまった、
でもこの人「指輪物語」では大活躍してるんだ、

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